天華の救済 Q&Aを斬る!

天華の救済についてのデタラメな回答をメッタ斬りにします。

法の華は、紛い宗教団体?

今回はQ&Aではありませんが、次のウェブページを取り上げたいと思います。

karura2007.at.webry.info/200801/article_1.html

このページの記事も非常に悪意に満ちています。法の華三法行や天華の救済だけでなく、テーラワーダ仏教を蔑視する姿勢も見え隠れします。

そもそも大乗仏教というのはお釈迦様の教えではありません。その時点では仏教としては何ら正当性はないのです。当然ながら、般若心経もお釈迦様が説かれたお経ではありません。

般若天行と般若天行は異なります。単に字面が似ているというだけで、

般若心経=般若天行

と決めつけ、それを根拠に

仏教でなければならないのですから。

と意味不明な主張をしています。般若心経ではない般若天行を取り上げて、(お釈迦様の教えではない)般若心経といっしょなら仏教でなければならないというのは、もはやチンプンカンプンです。

また、

法の華=かぞくの和(天華の救済)も在ってはならない団体なのです。

という主張もおかしいです。

「法の華三法行」は解散しましたので、あってはならないというより、すでに存在していません。また、「かぞくの和」とか「家族の和」という団体はありませんので、これもあってはならないというより、初めから存在していません(「かぞくのわの会」や「よろこび家族の和」なら存在します)。

「天華の救済」は「法の華」とは異なる団体ですので、法の華と同じだから存在してはならないというのは論理的に破綻しています。

さらにいえば、上記の話を抜きにしても、自分の考え方とは異なる団体は存在してはならないというのは非常に危険な考え方です。一党独裁の共産主義国家であればそのような考えのもとに宗教そのものが禁止されたりしていますが、ここは日本国なのです。

なお、小生は、般若心経や大乗仏教の仏教としての正当性については懐疑的ですが、だからといってそれらが無価値であるとか、間違っているとか、そのようなことを主張しているわけではないことを最後に付け加えておきます。