天華の救済 Q&Aを斬る!

天華の救済についてのデタラメな回答をメッタ斬りにします。

天華の救済の行者における階級について。例えば右脳塾院生は百歳塾院生よりも下であり、言いたい事も言えず、忍耐を強いられたり、幹部は階級的に「上」なので、絶対権限を有すると言った具合にピラミッド構造になっているのかどうか。ややもするとall or none思考に陥り、自分よりも立場が上の人の言う事は何でも聞くが、下の立場の人の言うことは一切聞かないといった幼稚な二元的思考の危険性さえも感じられます。「天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず、ただただ天、最高!」という「天一元説」と矛盾した階級社会が組織内に展

今回紹介する質問は、なぜそのような発想が出てきたのかかなり疑問が残るものです。何やら大きな誤解があるのではないかと懸念しています。

天華の救済の行者における階級について。例えば右脳塾院生は百歳塾院生よりも下であり、言いたい事も言えず、忍耐を強いられたり、幹部は階級的に「上」なので、絶対権限を有すると言った具合にピラミッド構造になっているのかどうか。ややもするとall or none思考に陥り、自分よりも立場が上の人の言う事は何でも聞くが、下の立場の人の言うことは一切聞かないといった幼稚な二元的思考の危険性さえも感じられます。「天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず、ただただ天、最高!」という「天一元説」と矛盾した階級社会が組織内に展開されているのか、この辺りの見解。 

今回も小生の私見による回答であることをあらかじめお断りしておきます。

まず、天華の救済には階級というものはありません。類似のものとして進化位置があります。在家行者に関しては、在家行者「天界3位17階」人間完成修行進化表が示されています。

 この「天界3位17階」の進化表においては、右脳塾院生と百歳塾院生はともに天行者であり、その間に何ら差はありません。また、正しく行を繰り返している右脳塾院生は、現在ではすべて卒塾院を果し天法士(百歳塾院生も天法士です)になっていますので、その意味でも百歳塾院生と何ら変わりはありません。

天華の救済の組織の中では、各部署ごとに責任者と担当者、オブザーバーのような役割分担はありますので、その責任範囲においての上下関係はあると考えることもできます。実際問題、組織を運営するうえではすべて横並びの立場はやりにくいですので、これは当然のことと思います。

天華の救済では、立場が上になれば、それは下位に位置する行者のお世話をする役割になることがほとんどです。より大きな徳が積めるというメリットはありますが、世俗的な観点からすれば、責任は重く、仕事量も増えて大変なだけです。徳が積める以外の特権もこれといってありません。

質問にあるように、「言いたい事も言えず」というのが具体的にどのような状況のことなのか、小生にはわかりかねます。いいたいことをいえないのはその人の問題であり、それが(気まずくなるのを避けるなどの)自己保身によるものであれば、それは自分丸出しであるため感心できません。

また、その「言いたいこと」というのが不当な要求である場合、それを「言えない」というのはその人なりに分かっているわけですから、必ずしも悪いことではないでしょう。

もちろん、いいたいことをいったとしても、それがすべて通るわけではありません。天華の救済本部には本部の事情もありますし、人間が携わっている以上、理解・判断できないこともあれば、やりたくてもやれない事情もあるからです。

小生もこれまでいろいろな提案を本部に対して行ってきました。しかし、実際に採用されたのはごくわずかです。採用されない理由の多くは、予算的なことやマンパワー的なことです。天伺いの結果却下されたり、法務上の問題で却下されることもあります。

大勢の行者からお互いに矛盾する提案等が出てくることもあるでしょう。その場合、誰の意見が理に適っているかということもありますが、その人のこれまでの実績が重んじられることはある意味当然のことです。これは天華の救済に限った話ではありません。